『女性表現の明治史 樋口一葉以前』平田由美著 いまからおよそ百年前、現代よりもはるかに性別格差が激しかった時代に、女性たちはいかにしてペンを握り、物語を綴ったのか?表現することへの欲求は、いつの時代であろうと誰にも止めら […]

「芥川文学の達成と模索」 高橋博史 至文堂 国文学書下ろしシリーズ、「芋粥」から「六の宮の歌君」まで。 この世を越えたもう一つの世界を作品として実現しようとした芥川文学。エロスの全き回復を求めて摸索しながら、エロスの断念 […]